お小遣いに関して

お小遣いは、子供にとって何にもまして嬉しいものではないでしょうか。
子供の頃は、自分でお金を使用することがほとんどないため、小額でも自由に使えるお金を手にすることは胸がどきどきする体験でした。何かのお手伝いをした時にあげる臨時のお小遣いや、毎月一定額にあげるお小遣いなど。
一方、お小遣いは小さい頃には不要であるとか、お金の有りがたみを教える意味で必要であるとか、賛否両論様々な考えがあります。また、お小遣いをあげるのも、いつ頃からあげるのが良いのかも意見は様々です。
子供の方は、お菓子やガチャガチャ、漫画やゲームカード等欲しい物はいっぱいあります。お小遣いで買える物は、お金を持っていればきっと買うでしょう。
しかし、お小遣いでは買えない少し高価な物が欲しくなったら、子供はどうするでしょうか?
まず一番理想なのは、お小遣いを何ヶ月か貯めて自分で買うことでしょう。
ただし一番多いのは、お小遣いを活用することはしないで、親におねだりをして買ってもらうパターンです。親もついつい買ってあげるのではないでしょうか。このあたりが、お小遣いを通してお金の使い方、有りがたさを教えるきっかけになるような気がします。

お小遣いの平均金額

金融広報中央委員会の調査によると、お小遣いの平均金額は1975年で小学1・2年が¥1111、小学3・4年が\1136、小学5・6年が\1260、中学生が\2064、高校生が\4002でした。
1985年では小学1・2年が\888、小学3・4年が\917、小学5・6年が\1175、中学生が\2195、高校生が\4696。
1995年では小学1・2年が\1124、小学3・4年が\1147、小学5・6年が\1398、中学生が\2921、高校生が\6970。
2005年では小学1・2年が\904、小学3・4年が\1021、小学5・6年が\1306、中学生が\2877、高校生が\6801でした。
この調査を見ると、物価が高くなったとはいえ、中学生が\1000弱、高校生が\2000以上増えているだけで、小学生のお小遣い金額はほとんど変わっていません。
やはり小学生でお小遣いをあげているケースはそう多くなく、文房具等購入が必要な場合は、その都度お金を出しているというのが現状ではないでしょうか。お小遣いをあげていたとしても\1000程度と考えられます。
親はいかにお金の使い方、有りがたさを子供に身に付けてもらうかが大切です。お小遣いをあげるのは、正しい判断が出来るようになる中学生位からがいいのではないでしょうか。

お小遣い帳を利用する

親が一番心配するのは、子供がお小遣いを無駄遣いしてしまうこと。そして、そういった習慣が身についてしまい、借金をすることも抵抗なくなって、正しい金銭感覚がなくなってしまうことでしょう。
お金の大切さを教えるには、お小遣い帳をつけるのも一つの方法だと思います。
いつ、誰から、いくら貰ったのか。いつ、何に、いくら使ったのか。そして、今いくらのお金が残っているのか。お小遣い帳に記入させるようにすれば、それが一目で分かるのです。
お小遣い帳を記入することが習慣化出来れば、お金の無駄遣いをしないばかりか、お金の計画的な使い方が身につきます。
今はコンピューターを利用すれば、簡単に管理することが出来ます。エクセルのような表計算ソフトだと計算も楽ですし、またネット上では、フリーのお小遣い帳(家計簿)ソフトをダウンロードすることが出来ます。
将来、子供が金銭面で苦労しないように、お小遣いを通して、正しい金銭感覚を身に付けさせることが親の責務でしょう。

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